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    Happyルール|アーユルヴェーダセラピスト・植村智子

Happyルール|イラストレーター・momo

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「雑誌のように楽しめるファッションイラスト」をコンセプトにインスタグラマーとして始動し、活躍の場を広げているイラストレーター・momoさん。

ヒッチハイクの旅での出会い、様々な苦悩を乗り越えて辿り着いたファッションイラストを通して感じた、momoさんの「Happyルール」について伺いました。

momoのバックグラウンド

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イラスト好きな「普通の子」だった

―バックグラウンドについて、教えてください。

現在は、ファッションイラストをインスタグラムに投稿しているのですが……絵は好きですが絵を学んだわけではなく、ファッションのイラストを書いていますがファッションを学んだこともないんです。とにかく絵を描きたいなと思って描き始めたのが、たまたま「ファッション」で。

小学校、中学校の頃は、勉強もそこそこ、運動もそこそこでやっていて、いわゆる「普通の子」だったと思います。中学校では受験勉強を頑張りたくて、さらに絵から遠ざかっていました。美術大学に行くことも考えたのですが、大学付属の高校に通っていたので、あまり深く考えずにエスカレーター式で大学へ行くことにしたんです。

進路選択に後悔、迷走する日々

あまり深く考えずに大学生になりましたが、美術大学の友達が実践的な絵の勉強をしていることを聞いて「私も美大に行けば良かった」と後悔しました。今思えば、この時、その後の人生が変わっていった気がします。

大学へ行きながらバイトをして「デッサン教室」に通ったのですが、長続きせず。部活でラクロスもやっていたのですが、それもやめてしまって。これから何をすれば良いのかわからない状態になりましたね。今思えば、絵がやりたくて迷走していたのですが……。

迷走しすぎて「自分の知らない世界を知って、自分の世界をもっと広げたい」と思い、旅に出ることにしたんです(笑)

自分の世界を広げる旅へ

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―どのような旅をされていたのですか?

最初の頃は、関東もほとんど出たことがなかったので、徒歩やバス・電車などの交通機関を使って旅をしていました。旅をしている途中で、知り合った人に教えてもらった「ヒッチハイク」に興味を持って、やってみようと考えました。

初めてのヒッチハイクへ

―初めてのヒッチハイクについて聞かせてください。

とても今っぽいんですが、Twitterで集まった知らない10人が待ち合わせて、ヒッチハイクをしたんです。

東京と大阪の間を、二人一組でチームを作って「ヨーイ、ドン」でスタートします。初めてのヒッチハイクだったので、戸惑いや「目的地に辿り着けないかも」という不安もあったんですが、意外にも全員が辿り着けたんです。

―ドラマのようですね(笑)初めてのヒッチハイクはどうでしたか?

目的地に辿り着いた時、これまで“出来なかったことが出来た”という達成感と、移動するだけではないヒッチハイクの奥深さに魅了されていましたね。目的地に着いた「達成感」に加えて、私は「行く過程」が楽しいと感じていたんです。

帰りは他の参加者と違うルートで東京へ。岐阜の白川郷まで「一緒に行く人!」と呼びかけてついて来てくれた人と、寄り道をしました。東京に辿り着いた時、企画通りではなくやり遂げることが出来たので、ヒッチハイクをマスターできた気がしたんですよ。

自信がついてからは、毎週のようにヒッチハイクの予定を入れていきました。

ヒッチハイクで日本中を巡る旅へ

―目的地はどのように決めていたのでしょうか

基本的には「その時、行きたい場所に行く」ですね。移動中に出会った人の出身地など、旅をしていると色んな情報が入ってくるので、その時に興味を持った場所に足を運びました。都道府県を段々とコンプリートしていくようで、楽しかったです。

友達としか行けないというのが嫌で、九州にも“一人”で行きましたね。友達とヒッチハイクが出来たら今度は一人で行けるのか、その後は自分がどこまで行けるか……といったように、ミッションを課すのが好きで、挑戦を続けました。

―何台くらい乗り継いで九州に行ったのでしょうか?

これは運しだいなのですが、1台で行ける時もあります。平均5台くらい乗り継いでいたと思います。

これまでヒッチハイクで200台の車に乗せていただいた中で、嫌な目や危険な目にあったことはないんです。もちろん相性はあって、話が盛り上がる人もいれば、その逆もありますが。

京都で「シェアハウス」を開始

―京都でシェアハウスを始めたと聞いたのですが……?

そうなんです。東京の大学に通っていたのに、彼が住んでいた京都の家で「シェアハウス」を始めてしまうんです(笑)大学に行く価値を見出すことができず、でも親に「やめる」と言い出す自信もなくて……。退学も休学の届けもせず、シンプルに大学には行かずでした。

当時は、自分が「やりたいことを頑張りたいから大学をやめる」という“やめる材料”もなかったので、親には「いいから見守ってて」という感じで、反対を押し切りシェアハウスに。彼が良いというのもあるんですが、関西という立地に惹かれていました(笑)

―シェアハウスではどのような生活を?

出会いの場にしたかったので、簡単なホームページを作って、旅人が泊まれるようにしました。「人にお世話になったら、今度は自分がその人をお世話する」という旅人の決まりもあって、寝泊まりに加え、材料費程度の費用をもらって朝食・夕食を提供するなどしていましたね。

一年後くらいに、彼と喧嘩したことをきっかけに「親不孝だから、東京に帰る」と決意。京都と東京の遠距離恋愛をしながら大学の講義を受けることにしました。そして、彼の卒業・就職で、東京で一緒に住むことになります。

結婚・出産・育児で変化した人生

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WEBライターとしての活動

結婚・出産をきっかけに、大学をやめて「子育て」に専念することにしました。半年くらい経った頃、だんだんと子育てにも余裕が出てきたので「WEBライター」の資格をとって働き始めました。その後、キュレーションメディアの問題があった時期なので、WEBライターから方向転換。イラストを久々にやってみようと原点に戻って、久しぶりに絵を描いてみました。とても楽しく感じましたね。

子育て中は社会と遮断されている気がしていたので、インスタグラムに投稿したイラストに「いいね」してもらえると、人との繋がれたような気がして嬉しくなりました。

インスタグラマー活動を本格化

今まで飽きっぽい性格だったぶん色んなチャレンジができたと思う一方で、何事も「続けられない」ということにコンプレックスを感じていたので、インスタグラムは「100投稿、1000フォロワーを目指す」と決めて、続けてみることにしたんです。長い道のりだと思われたのですが、予想外にも6投稿で700人にフォローされて、目標だった1000人もすぐに達成できることになりました。

この時もミッションを課す性格が出て、1000人達成したから3000人、3000人達したら5000人……といったように挑戦していったんです。「フォロワーが10000人に行くまで周囲にも言わない」って決めて、インスタグラム投稿を続けました。

今後の活動について

2018年1月に、個人事業主として開業。イラストだけではなく、3月からSNSのコンサルタントも行なっています。

自分のキャパシティーがわかってしまうとつまらなくなってしまう性格なので、現在は間口を広げるために、毎日のように面接をしているんですよ。出版社じゃないですけど、各ジャンルのプロフェッショナルチームにしようと思って。

フリーは孤独だけど、フリーの集団だったら孤独じゃない……会社だと上下関係や縛りの関係になってしまったり、お金目当てだと関係性が脆くなったりするのですが、ライバルであり仲間である集団だったら活動しやすいのかなと思って、人を巻き込んでいます。

―どのように人選をされているのですか?

間口は広くしていて、スキルがなくても「やる気」さえあれば良いと思ってます。スキルがなくても私が教えますし、私と共に成長していきたい人なら大歓迎しています。

行動力のルーツと活動の支え

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―過去、ネガティブになることもありましたか?

実は「根がネガティブ」なんですよ。落ち込んでしまうと絵が描けなくなってしまうので、なるべくネガティブ要素を排除。仕事でうまくいかないことが続いても「イヤなことは、まとめて来た方がいいや」と乗り越えてます。

―家族の影響やルーツを感じることはありますか?

母がバイタリティ溢れる人なので、似ている気がしています。子供の時から、やりたいことに真っ直ぐにしかなれず、今も周囲から「本能で生きてるね」と言われてしまってますね。例えば、テレビでお菓子作りを見たりすると「今、やりたい」と、すぐ実行に移すので、昔は計画性がないと怒られることもありました。でも、今の活動では「瞬発力」という特性として、プラスに働いていると思っています。

―周囲の人からの影響について教えてください。

ヒッチハイクの旅でテント泊をしていた時、私のせいで火事になったことがあったんです。現在のダンナさんと一緒だったのですが、火事になったことを責めずに「生きててよかったじゃん」と言ってくれて、感謝したことは、今でも印象に残っています。責められて当然の状況で優しい言葉をかけてくれたことに、この人はすごいなって思いました。

会社をやめて事後報告をした時も怒らず、私の行動を信じてくれているんですよ。そんな一歩引いて応援してくれている姿が、とても支えになっていると思いますね。

Happyルール|momo

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―最後に「幸せになるための秘訣 = Happyルール」を教えてください。

私のHappyルールは「知らない世界を知る」ですね。

ヒッチハイクの旅をする前に、現在は世界で活躍されている当時のアルバイト先の店長が、私が将来に悩んでいたことを知っていてくれて、声をかけてくれたんです。

店長が、紙に円を描いて「お前が知っている世界を塗り潰してみろ」と言ってきたんです。私は「そうだな、これくらいかな」と黒く塗り潰すと「お前が知っている世界がこれなら、俺が知っている世界は“点”だ。今、知っている世界に好きなものがあっても、まだ知らない世界に好きなことがあるかもしれない。だから、知らない世界を知ってこい」とエールを送ってくれました。

今では有名な人になってしまったので、運よく、ありがたい言葉が聞けたなと思います。

小さいところで天秤にかけていないで、広い世界を知った時にもっと好きなことに出会えるかもしれない。だから、ワクワクやドキドキの原動力は「知らない世界を知る」だと思います。世界を広げた時に、「今好きなもの」よりも、もっと好きなものに出会えたら素敵じゃないですか。

知っていると出来ないことあるから、無知や無能って最強。なので、今後も知らない世界を知るために“やってないこと”をやっていきたいです。

もも/momo

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「雑誌のように楽しめるファッションイラスト」をコンセプトにインスタグラマーとして始動。アカウント開設後、1年半でフォロワー16万人を突破。現在はファッションイラストレーターとして、活躍の場を広げている。

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編集後記

人生を振り返ると“遠回り”をして辿り着いたのが、幼少期に好きだったイラストという原点だったというmomoさん。大きく遠回りをしてきたからこそ、近道では見えなかった多くの景色を知っているのかなと思いました。そして、アルバイト先の店長の話がとても印象的。知らない世界を知った時に、今よりも「もっと好きなこと」を見つけられたら本当に素晴らしいですよね。

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