セルフネイルをインスタグラムに投稿して注目を集めるセルフネイラー・ojimi(おじみ)さん。
インフルエンサーとして、様々な企業のやりとりの中で感じた「Happyルール」について伺いました。
もくじ
ojimiのバックグラウンド
―セルフネイルをはじめたきっかけは?
8年程前に見た、しずくさんという方のネイルブログがきっかけですね。ネイルというと「べた塗り」のイメージがあったんですが、様々なネイルを見た時に「自由度」を感じて、自分でもやってみようと思いました。結婚式で「セルフネイル」をしたことも、今の活動に繋がるきっかけですね。
ちょうど二年前、セルフネイルの活動を本格的に開始しました。セルフネイルは、頑張ってもあまり人に気づいて見てもらえてないと思い、インスタグラムに画像をアップロードし始めたんです。
―現在はどのような活動をされているのですか?
週に1、2回自分で塗ったセルフネイルのデザインをアップしています。
ojimiのニュアンスネイル
―インスタグラムのフォロワーの中では、ojimiさんといえば「ニュアンスネイル」という声がありました。技術や「センス」が大切になってくるニュアンスネイルについてお聞かせください。
ojimiネイルの着想の原点
―ニュアンスネイルは自由度がある分、とてもセンスが問われると思うのですが、着想やヒントはどこから得ているのでしょうか。
そもそも、真っ直ぐ貼る、キレイに貼るなどきっちり、
着想については、
―「何が空と思わせるんだろう」難しいですね(笑)
そうですね(笑)例えば「地球ネイル」というテーマがあった時、普通だったら「日本列島」などの大陸を細かく描いてしまうと思うんです。でも、青と緑、それから雲の白色が入っていると地球に見えるんじゃないか……ということです。
―抽象画のようなイメージということでしょうか。
そうですね、テーマの抽象度をあげて、色の合わせ方でネイルの「ニュアンス」を表現していきます。
ネイルカラーの選び方
―カラー選びで意識していることはありますか?
これまで、肌色に対してコントラスト比が高い色は、手に馴染まないような気がして苦手意識があったのですが、様々なデザインをするうちに気にならなくなりました。苦手な色も「違和感」が自分の中にあるだけだと思うので、その違和感を払拭してあげれば、気にならなくなってくると思います。
似合うネイルの色選びをする時は、カラーチャートで用意した「ネイルチップ」を肌に合わせて見ています。ネイルチップを実際に爪に合わせて「この色はどうかな?」というように、見比べていくんです。
―ニュアンスネイルの色味の王道はありますか?
この色が良いというよりは、同系色の彩度・明度が違うものを揃えるのがコツでしょうか。赤と緑のように違う色よりも、ピンクとビビッドピンクなど、濃いめと明るめの同系色の方が合わせやすいと思います。
―冬らしい「ボルドー色」を基調としたニュアンスネイルはあるのでしょうか?

ボルドー色を使ったニュアンスネイルもありますよ。ボルドーにブラックでグラデーションさせると「ジュワッ」とした色合いに。果物のイチヂクっぽいネイルもあります。ボルドー系はゴールドのパーツと合わせると可愛くなりますね。
普段のネイルケア
―普段のネイルケアはどうされていますか?
寝る前は、シアバターを塗っています。集中ケアをする時は、シアバターを塗って保湿用の美容手袋を着用しています。職場では、手軽に使えるポンプ式ハンドクリームを。外出先では、オイルと小さめのハンドクリームを携帯しています。成分のこだわりはあまりなく、つけ心地や香りで選んでいます。
―甘皮の処理をするとネイルが長持ちすると言いますが……?
甘皮は絶対に処理します。私の場合、甘皮専用カッターを使うとやりすぎてしまうので、甘皮をとりやすくする液と綿棒でケアしています。ネイルを普段やられていない人は、一回だけじゃキレイにならないので、継続的にするとキレイになりますよ。
オフィス向けニュアンスネイル

―会社員でもチャレンジしやすいデザインはありますか?
ピンクをベースにして、塗りかけているデザイン「塗りかけ」を色別で組み合わせるとニュアンス感が出てきます。塗りかけは同系色を使えばあまり派手にならないので、オフィスでもやりやすいですね。
あとは、ニュアンスに入るかわからないのですが、天然石ネイルや大理石ネイルもオフィスで取り入れやすいと思います。
ネイルサロンの選び方
―ネイルサロンに行くとしたら、どのような選び方をしますか?
自分が行くとすると「自分が出来ないデザインができるネイルサロン」に行きますね。
「ニュアンスネイル」は細かくないので誰でもできると思っているのですが、キャラクターを描くのは細い筆を使える技術が必要なんですよ。なので、具体的な絵を描ける人がいるネイルサロンに行きたいです。
看板や宣伝で「お絵かきネイル」としているお店は、細い筆を使える技術があるのかもしれないという目安になりますね。
お絵かきが必要ない時は、甘皮が綺麗に処理できているか、色のキワがキューティクルラインに沿っているかをお店のインスタグラムなどでチェックすると良いと思います。
Happyルール|ojimi
―最後に「幸せになるための秘訣 = Happyルール」を教えてください。
私のHappyルールは「自分らしく」ですね。
色んな企業様から「新色を使ってください」とネイルのお仕事をいただくようになってから、少し悩んでいた時期があったんです。企業側のことを考えると、ネイルの新色を使う時に「ベタ塗り」の方が購買に繋がるので良いと思っていました。ただ、そうすると自分らしくないんです。
自分らしい「ネイルデザイン」にはしたいけれど、何色を使っているのかわからなくなってしまうので、してはいけない……そう思って、葛藤がありました。
ですが、ある企業様が「ojimiさんらしくやってください」と言ってくれたんです。今では、その言葉を信じて、宣伝のような塗り方ではなく、自分らしくネイルをするようにしています。
おじみ/ojimi
セルフネイラー、ネイルブランドの公式アンバサダーとしてSNSを中心に活動。
10月17日、BeautyU(薬 マツモトキヨシ 銀座中央通り店)にて「セルフでできる♡2018年秋冬おすすめのニュアンスネイル」セミナー講師として、2種類のトレンドネイルがセルフでできるテクニックを紹介。
Instagram:ojimi_nail
BeautyUとは
SNSなどでも話題のマツモトキヨシの新業態「BeautyU」は、新橋駅と銀座駅の間にある銀座八丁目エリアにある店舗で、多くのコスメ商品を販売。美しさを時間をかけずに、シンプルに気軽に手に入れられる「10min.Beauty」をコンセプトに、ここでしか体験できないカジュアルでありながら革新的なサービスを提供している。
WEB:BeautyU
Instagram:beautyu_lab
マツモトキヨシとBeauty naviがコラボして『美をアップデート!知らない私に出会うBeauty navi』と題したビューティーコンテンツを発信。株式会社マツモトキヨシが運営する新業態「BeautyU」にて、毎回テーマに合わせた専門家を講師として招き、忙しい女性にぴったりなBeauty Tipsをレクチャーするイベントを毎月開催。過去に公開されたコンテンツに関してはアーカイブにて公開中。
WEB:Beauty navi
編集後記
ojimi(おじみ)さんに、BeautyUでのイベント終了後にインタビューさせていただきました。ご自身のインスタグラム写真やネイルチップと合わせて、ニュアンスネイルについてお話してくださいました。
優しく穏やかな雰囲気ですが、自分自身の中にはしっかりとした芯や軸を持って活動している姿が印象的でした。ゆるがない「Happyルール」が、多くの人に支持されているのだと思います。
編集部より出演者募集のお知らせ
Happy Avenueでは、輝く女性をテーマにHappyルール出演者したいスペシャリストを募集しています。