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    Happyルール|アーユルヴェーダセラピスト・植村智子

Happyルール|日本レジュフラワー協会代表理事・三上美幸

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UVレジンアクセサリー講師、日本レジュフラワー協会代表理事として活躍中の三上美幸(みかみみゆき)さん。

三上美幸さんにインタビューを行い、UVレジンとの出会い、教室を開き、日本レジュフラワー協会を立ち上げる中で見つけた「Happyルール」について伺いました。

三上美幸のバックグラウンド

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―はじめまして、まずはバックグラウンドについて教えてください

実はハンドメイドには全く興味がありませんでした。私の母は裁縫の学校を卒業していて、何でも器用にできてしまう人で「あなたは不器用だ」と言われていたくらいです。

そんな私がなぜハンドメイドに興味を持ったかと言えば、会社員をしていた頃、部署の中でピアスを作るのが流行っていたんです。私は負けず嫌いなので、人とは違うオリジナルのピアスパーツを作れないかと思い、調べたところ、UVレジンに出会いました。

UVレジンとは液体樹脂を紫外線で固めたものです。そのため、これならオリジナルのパーツが作れると思い、趣味でハンドメイドを始めました。

その後、うつ病になって会社を退職。主婦になり数年経った頃、掃除をしていると、偶然アクセサリーのパーツを発見したんです。そのとき「昔のようにアクセサリーを作りたいな」と思い、作ったアクセサリーをフェイスブックに掲載。その作品を起業家の知人が見て「委託販売してみない?」と言われたことがきっかけで今の仕事を始めました。

―以前から起業するという夢はありましたか?

全くなかったですね。うつ病を患っていた時期もあったので。しかし、やはり何かしたくて、それがアクセサリー作りだったんです。最初はビースのアクセサリーなども売っていましたが、お花のUVレジンアクセサリーが一番反応が良かったので、極めようと思いました。

そんなとき、周りの人から「教室をやってみたら?」とアドバイスをいただき、お花のUVレジンアクセサリー作りに特化した教室を始めることにしました。その後、協力者を見つけて協会も立ち上げることになったんです。

最近、知ったのですが、私は小学校の卒業文集に「お花屋さんになりたい」という夢を書いていました。自分でも忘れていましたが、今の仕事とつながっていて不思議です。

UVレジンフラワーへのこだわり

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―UVレジンフラワーの技法はどのようなものがありますか?

大きく分けて2つあります。押し花を使ってフラットにする技術と立体にする技術です。お花の種類によって使う技術は異なります。この技術は誰かに習ったわけではなく、完全に独学で習得しました。私の場合は、レジンアクセサリーの本を読んでもしっくりくることがあまりなく、生徒さんに教えながら、研究を続けてきました。

―生花もUVレジンフラワーに使えますか?

生花は使えません。押し花やドライフラワー、ブリザードフラワーなど、水分の入っていない花であれば使うことができます。私のスクールを卒業した認定講師の中には、押し花やドライフラワーから自分で作る方もいますよ。

また、日本レジュフラワー協会で使用している樹脂はオリジナルで開発してもらいました。どこのメーカーの樹脂を使っても納得できず、結局、自分で樹脂を作ってくれるメーカーを探すことにしたんです。今も引き続きメーカーとやりとりして、樹脂の品質向上に努めています。

セミナー講師、起業家として活躍するまで

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ーセミナー講師としても活躍されているそうですね

起業してから1年で500人、ブログで集客しました。そのため、今はUVレジンフラワーのレッスンよりもセミナー業の方が忙しい状態です。セミナーに来る方の職業は、日本レジュフラワー協会の認定講師をはじめ、美容師、恋愛コンサルタントまで様々です。

ブログでの集客はアクセスアップコンサルタントに習いました。その方はネイル関係の会社のコンサルタントをしていて、アクセスアップの知識はあるんですが、ネイルの知識はありませんでした。

そこでハンドモデルをしていて、ネイルの知識もある私が、その人の元でアルバイトすることになったんです。お互いが持つ知識をシェアし合って、そこで得た知識を自分のブログに生かしたところ、アクセスアップしました。

すると「ブログのアクセスアップのノウハウを教えて欲しい」という人たちが集まってきたんです。いくら素晴らしい教室や講師でも、ネット検索で引っかからないと集客は難しいため、アクセスアップやファン作りのノウハウを教えています。

ーもともと経営者向きの方に思えます

ずっと事務職で指示されたことだけをやってきたので、経営についての知識は一切ありませんでした。しかし、周りからのアドバイスで「やってみたら」と言われたことを言われるがままにやり続けたところ、現在に至ります。

ーどのように認定資格の仕組みを作ったんですか?

認定資格については、他のハンドメイドの協会を参考にしたり、ビジネスをしている先輩たちにアドバイスを求めました。ですが、ハンドメイドの協会は技術を提供して終わりのところが多かったんですね。それではダメだと思い、ビジネスのノウハウを教えたり、オリジナル製品を作ることにしました。

ーたった一人で起業するなんてすごいですね

私の場合は、子どもがいないので丸一日、スケジュールを入れることができます。たまの休日も知人と食事に行き、情報交換をしています。そこで「コラボセミナーをやろう」という話になることもあるんですよ。

私は子どもの頃、経済的に厳しい状態で、本当にやりたいことができませんでした。大人になってやっと自分のやりたいことができるようになり、弾けてしまったのもあります(笑)。

運命を変えたうつ病と夫との出会い

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ーやりたいことができない環境で育ったと言われましたが、幼少期の思い込みや制限を払拭するのは大変でしたか?

私の場合はうつ病になったことが大きなきっかけになりました。うつ病になって会社員を辞めたんですが、そのタイミングで実家と仕事、当時付き合っていた方とのトラブルが重なり、うつ病でも働かなければいけない状況になったんです。

そんなときに、夫と知り合い「俺が養うよ」と言われ、しばらく主婦をして、結果的に大好きな今の仕事を始めることができました。夫の助けはとても大きかったです。

ー大変な時期をどのように乗り越えたのでしょうか?

うつ病と診断される前は、会社で腹痛が治らず、ご飯を食べるとお腹を下す日々を送っていました。

それで内科に行ったところ、心療内科の受診を勧められ、うつ病と不安症だと診断されました。その頃の記憶は抜けている部分があり、唯一覚えているのは「主人に迷惑をかけた」ということですね。本の活字だけが私の友達でした。静かな世界で私の頭の中だけで物語が展開されるのが心地良かったんです。1年間で200冊、本を読みました。それもあって、最初は小説家を目指したんです。きっと何かを表現したかったんだと思います。

しかし、小説家としては芽が出ず、ふと見つけたアクセサリーパーツによって、アクセサリー作りを始めたら「人に売りたい」「売ったものを褒められたい」という気持ちが強くなり、徐々に精神状態も回復していきました。

人との出会いに積極的になると可能性が広がる

ー起業したくてもできない人に対してアドバイスはありますか?

ハンドメイド作家は自宅でコツコツと作品を作っている人が多いと思いますが、人と知り合うことは、とても大事だと思います。私が教室をやろうと思ったのは、友達が2人しかいなかったからなんです。同じ趣味を持つ仲間が欲しくて、教室を始めました。一緒に「楽しいよね」と言いながら作品を作れるのが嬉しくて。

ですが、それだけだと自分の世界の中だけで満足してしまうので、もっと積極的に外に出るといいと思います。色々な人に出会えて、仕事の可能性も広がりますよ。

ハンドメイド業界を底上げしたい

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ーすでに起業家として成功されていますが、この先の目標はありますか?

ハンドメイドで起業しようと思ったときに、ある女性起業家に「ハンドメイドは趣味でしょ?」と言われて、すごくショックを受けました。

ハンドメイド業界は世間的に安価なものを売っているように見えてしまう現実があると思うんです。つい最近、ハンドメイドで仕事をしている人たちの特集番組が放送され「安い価格のものを高く販売している」という情報が流れ「ハンドメイド業界をバカにしている」とネットでもニュースになりました。

私は協会を盛り上げようと、これまで尽力してきましたが、ハンドメイド業界を底上げしたいと思っています。ブログで集客し、ハンドメイドで売り上げを作れる人を増やしていきたいです。手に職をつけて、自立した女性が輝く社会になって欲しいですね。

Happyルール|三上美幸

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―最後に「幸せになるための秘訣 = Happyルール」を教えてください

私が物事を選択するときは、必ず胸にストンと落ちるものだけを選択するようにしています。少しでもモヤモヤすることは選択しません。そういう物事を選択してしまうと、失敗したり、中途半端で終わってしまうことがほとんどです。自分の感覚を信じて、ピンと来るものを選択し続けること。それが私の「Happyルール」です。

また、求めなくても、自然と変化は訪れます。そういう意味では、ひとつの軸から広げていくことも大事だと思いますね。

三上美幸/Miyuki Mikami

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2015年4月にP*ハンドメイドアクセサリーのブランドを立ち上げ、大阪・なんば丸井にアクセサリー出展。講師業として教室を4店舗持ち、大手商業施設から社団法人、某有名企業、飲食店までUVレジンアクセサリーのワークショップを行なっている。日本レジュフラワー協会代表理事も務める。

WEB:P* ハンドメイドアクセサリー
Blog:レジュフラワー/教室集客コンサルタント 三上美幸
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編集後記

三上さんにお会いして、やわらかな見た目からは想像できないほどの「揺るがない芯」を持っている方なのだと感じました。

多くの人との出会いを通じて変化していった人生。人から求められるものに、ひた向きに応えていく姿はとても素敵だなと思います。ただ、人からの要望を単純に待つのではなく、自分から積極的に行動もしているのが印象的でした。

人からの要望、自分のやりたいことをバランス良くこなす。そして、納得して状況を受け入れる。それが幸せの秘訣なのかもしれません。

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